2年生が、多文化共生の授業を行いました。
2年生が、総合の時間で、多文化共生の授業に取り組みました。殿町中の卒業生で、現在は県の巡回相談員を務めるベンザルさんを講師に招き、母国であるフィリピンの紹介クイズと、自分の仕事、そしてそこで出会う子どもたちのことをお話ししていただきました。ベンザルさんからは、「みなさんは、自分の気持ちを、言葉で伝えられますか？」と問いかけがあり、言葉の壁からうまく伝えられないことがあること、日本語どうしであっても、うまく伝わらなくてケンカしてしまったり、イライラしてものに当たったり、言葉で伝えることの難しさについてお話ししていただきました。そして、言葉の壁を越えるために、本人の努力とともに、まわりのみなさんの働きかけや支えがあって、ともに生活していくのだ、と語っていただきました。言葉や文化の壁を越えて、ともにクラスや学校、地域や社会をつくるなかまとして手を取り合っていきたいと思います。